【転職ノウハウ】志望動機の書き方
介護業界に転職する際に重要なのが志望動機です。書き方のポイントを紹介しますので参考にしてください。
介護業界を選んだ理由
志望動機を書く前に、自分はなぜ介護業界で働きたいのかをあらためて整理してください。自分の考えを文章化し、採用担当者に熱意を伝えられるようにしましょう。例えば、これまでの人生で介護に携わった機会があれば、そのエピソードを交えながら志望動機を作成してください。「家族への介護がきっかけで介護職に興味を持った」「介護施設に入居した家族に寄り添ってくれた職員に感銘を受けた」「高齢化が続く社会において人生の先輩をサポートする介護職に興味を持った」「人の役に立てる仕事に就きたいと考え、介護職が最適だと思った」など、興味や関心を持ったきっかけを振り返りましょう。
なぜそこに応募したのか
いくつか候補がある中で、なぜその事業所を選んだのかを明確にしましょう。採用担当者から、一緒に働きたいと思ってもらえるようにすることが大切です。事業所のホームページやパンフレットは必ず事前に確認し、共感する理念などがあればその点を記載しましょう。事前に職場見学などに行っているのであれば、利用者の表情や職員の様子を見て、やりがいのある仕事ができると思ったことを伝えてください。教育制度や資格取得支援制度に魅力を感じたのであれば、自分が成長してチャレンジできる環境が整っていることに魅力を感じている点をアピールしましょう。
これまでの経験をアピール
応募者がこれまでどういった経験をしてきたのかを、採用担当者は注目しています。今までやってきた仕事や人間性などが、転職先でどう活きるのかを相手がイメージできるように記載しましょう。介護をしたことがないなら、これまでの人生で培ってきたものを具体的なエピソードを交えて記載してください。例えば、これまでスポーツに打ち込んできた経験があるなら、介護の仕事で活かせる体力や忍耐力があることをアピールできます。接客の仕事をしたことがあるなら、コミュニケーションスキルをアピールできるでしょう。
目標を明確にする
介護職として、どのように成長していきたいのかを伝えてください。目標とするキャリアがあるなら、明確に伝えることが大切です。介護職は未経験から始めても、いずれは国家資格を取得できる仕事です。「将来的には介護福祉士やケアマネジャーなどに挑戦し、専門職としてスキルアップしていきたい」など、自分がどうなりたいのかを採用担当者にアピールしましょう。将来の目標やポジションが明確な人材に対しては、事業所側も親身になってサポートしてくれます。